Q1 1つのデータベースに最大何枚まで名刺を保存できますか?
A1 最大3万枚まで保存可能です。
Q2 旧バージョンで作成した名刺データを使用するにはどうすればいいのか?
A2
旧バージョンで作成されたデータを使用するには、データベースのコンバート作業を行ってください。
やさしく名刺ファイリングPRO v.7.0はあらかじめ終了してください。

1. Windowsの「スタート」メニューから「すべてのプログラム」→「やさしく名刺ファイリングPRO v.7.0」→「名刺ファイリングDBユーティリティ」を選択します。

2. 「データベースのコンバート」を選択し、「開始」ボタンをクリックします。

3. 「コンバートするデータベースを指定してください。」から「参照」ボタンをクリックし、旧バージョンデータベースファイル(*.ec3〜*.ec6)を指定して「OK」ボタンを選択します。

4. 「コンバート後のデータベース名を指定してください。」から「参照」ボタンをクリックし、新規に作成するデータベースファイル名を入力して「OK」ボタンを選択します。

5. 「開始」ボタンをクリックすると、コンバートが実行されます。
6. コンバートが完了後、「次へ」ボタンをクリックし、「終了」ボタンを選択します。尚、旧バージョンで作成された名刺データが複数ある場合は「トップへ」ボタンを選択して同様の作業を行ってください。
7. やさしく名刺ファイリング PROを起動すると、変換後のデータベースが自動で登録されます。

コンバートの対象となる名刺データベースは、以下の製品に限られます。
  ・e.Contact v.3.0/v.4.0
  ・やさしく名刺ファイリングPRO v.5.0/v.6.0
  ・やさしく名刺ファイリング v.1.0/v.2.0/v.3.0/v.4.0
  ・やさしく名刺ファイリングエントリー
Q3 レコード情報(または、名刺画像)のウインドウが表示されなくなりました。
A3 「ウインドウ」メニュー→「レコード情報(または、名刺画像)」を選択し、「表示する」をクリックしてください。
Q4 データベースを分割するには?
A4
ここでは、「データベースA(レコード 数100件)」から、30件だけを分割して「データベースB」を作成する例で説明します。
1. データベースAを開きます。
2. 分割したいレコードを選択します。
3. 「ツール」メニューから「エクスポート」→「名刺ファイリングDB出力」を選択します。
4. ファイル名に「データベースB」と入力し、「保存」ボタンをクリックします。30件のデータが入ったデータベースBが作成されます。

5. データベースAで選択されている、エクスポート済みのレコード(30件)を削除してください。 なお、削除する前には、必ずデータベースBにデータがコピーされていることを確認してから実行してください。削除したデータを元に戻すことはできません。
Q5 データベースを結合するには?
レコードを他のデータベースに移動するには?
A5
ここでは、データベースA(レコード数2件)をデータベースB(レコード数1件)に結合する例で説明します。
1. データベースAを開き、「レコード」メニューから「レコードをすべて選択」を実行します。
一部のレコードだけを移動する場合は、そのレコードをクリックで選択してください。

2. 「ツール」メニューから「データベース結合」を選択します。
3. データベース名に「データベースB」を選択し、保存ボタンをクリックしてください。

4. データベースAのレコードがデータベースBに追加され、3件になります。

データベースAのレコード(2件)はそのまま残っていますので手動で削除してください。
Q6 誤って「データベース登録を削除」を実行し、データベースを削除してしまいました。これを復旧することは可能ですか?
A6
「データベース登録を削除」機能では直接データが削除されることはありません。その場合、エクスプローラ等からデータベースの保存先を確認のうえ、以下の作業をお願いします。
1. やさしく名刺ファイリングPROを起動します。
2. 「ファイル」メニュー→「データベース登録を追加」を選択します。

3. 「データベースの追加」ダイアログが表示されるので、再登録するデータベースファイル(*.ec7)を 指定します。

4. 「開く」ボタンをクリックするとデータベースが登録されます。データの表示を確認してください。
データベースの保存先が不明な場合は、下記手順から検索作業をお試し下さい。
検索手順
@ 「スタート」メニュー→「検索」を実行します。

A 「ファイルとフォルダすべて」を選択し、ファイル名のすべてまたは一部に「.ec7」と入力します。

B 探す場所を「ローカルハードドライブ」に設定して検索を実行します。
C 検索に該当したデータがあれば、フォルダ名のパスをお書き留めください。
Q7 登録したデータベースをバックアップしたい。また、復元方法が判らない。
A7
以下の手順でバックアップ、および、復元作業を行ってください。
バックアップ方法

1. やさしく名刺ファイリングPROを起動してデータベースを開きます。
2. メニューバーの「ファイル」→「バックアップ」→「全レコード」を選択します。「バックアップファイルの作成」ダイアログが表示されます。

3. 保存する場所やファイル名を設定し、保存ボタンをクリックします。

4. バックアップファイル("データ名".ymfbk)が保存されます。
復元方法

1. やさしく名刺ファイリングPROを起動します。
2. 「ファイル」メニュー→「新規データベース」を選択し、空のデータベースを作成します。
3. 「ファイル」メニュー→「復元」を選択します。

4. 「現在開いているデータベース内の全てのデータは削除されますよろしいですか?」とメッセージが表示されますので、「OK」を選択します。
5. 復元するファイル(ymfbkファイル)を選択し、「開く」ボタンをクリックします。

6. バックアップしたデータが復元されます。
登録済みのデータベースを開いた状態で上記復元作業を行うと、バックアップしたデータのみが復元される為、元の開いていたデータが削除されますのでご注意ください。
Q8 データベース名を変更することはできますか?
A8
既存のデータベース名を変更することはできません。
なお、データベースを別名でエクスポートすることにより、データベース名を変更することは可能です。

1. データベースを開き、レコードメニューから「レコードをすべて選択」を実行します。
2. ツールメニューから「エクスポート」→「名刺ファイリングDB出力」を選択します。
3. 「名刺ファイリングDBのエクスポートファイル指定」ダイアログが表示されるので、「ファイル名」欄に、変更したいデータベース名を入力します。
4. 「保存」ボタンをクリックすると、変更した名称でデータベースがエクスポートされます。
5. 「ファイル」メニューの「データベース登録の追加」から、4のデータベースを登録してください。
Q9 「指定されたモジュールが見つかりません」メッセージが頻発して表示されます。
A9 Windowsのスタイルやテーマを変更するソフトウエア(例:スタイルXPなど)をご使用の場合に同様の現象が確認されております。上記ソフトをご使用なさっている場合は、「やさしく名刺ファイリング PRO v.7.0」を 除外するよう設定を変更して下さい。
Q10 「データベースを開けません。データベース又はパスワードを確認して下さい。」が表示されます。
A10 ログイン時のパスワードが間違っています。パスワードを確認後、再度ログインしてください。
Q11 「ファイル書き込み時にエラーが発生しました。」と表示されます。
A11 出力時にデータベースがおかしくなるなど何らかの理由でエラーが発生した場合に表示されます。他のアプリケーションが作業中の場合は一度終了し、再度作業を実行してください。
Q12 パソコンを買い換えたので、データベースを移動したいのですが。
A12
1. 古いパソコンのマイドキュメント下にある「やさしく名刺ファイリング PRO User Data」フォルダをCDなどにコピーしておきます。
2. 新しいパソコン上に「やさしく名刺ファイリング PRO」をインストールします。古いパソコン上のソフトはアンインストールしてください。
3. 新しいパソコンのマイドキュメント下に 、古いパソコン(CDなどにコピーした)の「やさしく名刺ファイリング PRO User Data」フォルダを上書きコピーします。
4. 新しいパソコンで「やさしく名刺ファイリング PRO」を起動します。 起動メニューはキャンセルしてください。
5. 「ファイル」メニュー→「データベース登録を追加」を選択し、User Dataフォルダ下に保存したデータベースファイル(*.ec7)を読み込みます。複数のデータベースがある場合はこの操作を繰り返してください。
Q13 やさしく名刺ファイリング PRO v.7.0で登録したデータをコピーし、他のパソコンにインストールしてあるやさしく名刺ファイリング PROでデータを開いてもデータ編集ができません。
A13
データベースファイルの属性が「読み取り専用」になっていないかどうかご確認ください。すべてのファイルの属性を変更し、「読み取り専用」を解除してください。データベースは以下のファイルと5つのフォルダで構成されており、通常はデータベース名と同じ名前のフォルダの中に入っています。
 ・フォルダ:Attf/Fore/Rinf/Back/Prvw
 ・ファイル:データ.ec7(「データ」はデータベース名)
ファイル属性の変更について

1. エクスプローラなどでデータベースが入ったフォルダを開きます。
2. メニューバーの「編集」→「すべて選択」をクリックします。全フォルダとファイルが反転します。
3. 「Attf」フォルダを右クリックし、表示されたメニューから「プロパティ」を選択します。

4. 「読み取り専用」にチェックが付いている場合は、このチェックを外してOKボタンをクリックしてください。

5. 「属性変更の確認」ウィンドウが表示されます。「選択した項目、サブフォルダおよびファイルに変更を適用する」をチェックしてOKボタンをクリックしてください。このウィンドウが表示されない場合には、「Attf」フォルダをダブルクリックして開いてください。この中にあるすべてのファイルの属性を再度変更してください。その他のフォルダも同じように「読み取り専用」を解除します。

6. 「やさしく名刺ファイリング PRO」で、データベースファイルを開いてください。
Q14 データベースファイルを、やさしく名刺ファイリング PROがインストールされていない他のパソコンで見ることはできますか?
A14 「やさしく名刺ファイリング PRO」のデータベースファイルは、「やさしく名刺ファイリング PRO」がインストールされていないと直接見ることはできません。データベースの内容を見たい場合は、CSV形式のテキストファイルでエクスポートすれば、Excelなどで見ることができます。ただし、名刺画像を見ることはできません。CSVファイル形式でエクスポートする方法は下記の通りです。
1. フォルダツリーでデータベースを選択し、メニューバーの「レコード」→「レコードをすべて選択」をクリックしてください。

2. 操作ツールバーの「Express」ボタン横の矢印(▼)ボタンをクリックしてメニューから「エクスポート」を選択します。

3. 「エクスポート」ボタンをクリックするとエクスポート画面が表示されます。

4. 出力したい項目を選択して「ファイルに出力」ボタンをクリックしてください。「書き出し設定項目一覧」に表示された項目がエクスポートされます。

5. 「名前を付けて保存」ウィンドウが表示されます。保存する場所とファイル名を入力して保存ボタンをクリックしてください。
6. 保存したCSVファイルをExcelで開いてください。例えば「保存場所」を「デスクトップ」に、「ファイル名」を「データ」とした場合、デスクトップに「データ.csv」というファイルが作成されます。この「データ.csv」ファイルをダブルクリックするとExcelが起動します。
Q15 名刺データを登録した後、データベース画面に切り替えた状態のときに名刺イメージが出てきません。
A15
次の点をご確認ください。
1. 「裏面」ボタンが押されていませんか? 「表面」にしてください。

2. 「ツール」→「環境設定」→「登録」→「名刺画像も登録する」のチェックが外れていませんか?
チェックを付けて再登録してください。
Q16 リスト表示をカスタマイズしたい。
A16
一覧表示や簡易表示として表示している項目をカスタマイズ(例:社名を先頭にするなど)することができます。
1. 「ツール」メニューの「環境設定」を選択します。
2. 「簡易表示」、あるいは、「一覧表示」を選択します。
3. 表示する項目を追加する場合は、非表示フィールドの項目を選択して「追加」ボタンをクリックします。現在表示されている項目を削除したい場合は、表示フィールドの項目を選択して「削除」ボタンをクリックします。
下図は、「氏名」と「社名」のみを表示させた場合の例です。
Q17 旧バージョンの体験版で作成したデータベースは変換できますか?
A17 はい、できます。データベースの変換方法(コンバート方法)については、「A2」をご覧ください。